先日綴った記事では….

「血糖値が上がらない」又は「上がりにくい」

と表現される食べ物は

大きく以下2つのどちらかに該当するケースが多いこと

① 糖質が少ない食べ物

② 糖質はある程度あるが《食物繊維》が含まれているもの

 

さらに、①について、食材例や落とし穴を綴りました。

食べても血糖値が上がらない食材と大きな落とし穴

 

本日は、

② 糖質はある程度あるが《食物繊維》が含まれているもの

 

について、食材や注意すべき落とし穴を

綴っていきたいと思います。

 

食材例


 

まずは、どんな食材があるか

一緒に見ていきましょう…!!

  • 玄米
  • 雑穀米
  • オートミール
  • 大麦パン

 

低GI食品と呼ばれるものは

こちらに該当する食材が多いです。

 

 

「食物繊維」が含まれると、なぜ血糖値が上がりにくい、といられるのか…?


 

正しく言えば、血糖値が上がりにくい、ではなく

「血糖値の上昇が緩やかになる」と表現する方が、正しいかもしれません。

 

食物繊維を含む食材を食べると

消化吸収が「ゆっくりになる」と考えられています。

 

そのため血糖値、特に

「食後の血糖値」の上昇が緩やかになるのです。

 

玄米なら、いくら食べてもOK!!は…超危険。


白米より玄米、白いパンより大麦パン!

その選択により、食物繊維の摂取量は増えますが….

ここで注意したい、大きな落とし穴が2つあります。

 

その落とし穴とは…

● 糖質量は、しっかりあること

● 早食いしたら、水の泡…

ということ。

各々順に綴っていきます。

 

● 糖質量がしっかりある

 

例えば、食パンと全粒粉パンで比べてみましょう。

  食パン 全粒粉パン
炭水化物量(g) 27.8 27.3
糖質量(g) 25.3 26.2
食物繊維量(g) 2.5 2.7

参考:食品成分表:8訂

確かに、全粒粉パンの方が少し食物繊維量は多いですが
同様に糖質量を比較すると、ほぼ同程度です。

 

全粒粉パンだからいっぱい食べよう!は逆に糖質・カロリー過多となる可能性あがるのです。

 

 

● 早食いしたら、水の泡…

食物繊維が含まれていても….

「早食い」をすれば、自ずと消化吸収のスピードが早くなり

食後の血糖値が急上昇!なんてことも….

 

 

血糖値の上昇を考慮するなら
何を食べるか?も大事ですが
どう食べるか?も、一緒に意識したいですね。

 

まとめ


食物繊維が多く含まれる食材を選ぶことは

血糖値のみならず、良いことがたくさんあります。

 

 

しかし….

「食材選び」だけでなく
食べる量や食べ方を大事にしないと
せっかくの努力が、
台無しになってしまうかもしれません。

 

良い部分、注意点、両方を鑑みて

「食べる」=口に運ぶまでの行動を

考えていきたいですね*

 

 

「できることから、一歩づつ。」

最後までお読みいただき

ありがとうございました*

 


 

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